あなたの傾聴力は?3つのチェックポイント!!

日常が極上になるセルフケアで

心も体も関係性も巡らせる♡

『充電スペース えがお塾』の服部加愛(はっとり かお)です(^^)/

他人を自分の思い通りに

変えたいと思っても

それはなかなか難しい。

それどころか

相手を変えようという意識が働くと

それがもととなって問題が発生する場合も。

だから、変えようとするより先に

まずは「傾聴」に徹しましょうよ。

それができると逆に、

ことがうまく進みやすいですよ。

が、その前に。

そもそも

傾聴できているかどうか??

できている!

と自信のある方いらっしゃいますか?

私は恥ずかしながら、

カウンセリングやコーチングを学ぶ前は

できていませんでした。

以前Eテレで

「上手な話のきき方」として

「梅ライス」

なるものが紹介されていました。

「ウメライス」

ウ:うなづき

メ:目を見て

ラ:ラストまで

イ:一生懸命

ス:スマイル

なるほど~

でも、これ、小学生用なので、

もう少しレベルアップしていきましょう!!

傾聴ができているかのチェック!!

チェックポイントは3つです。

ポイント1

相手の話を遮らない。

「。」で言い終わるまで

口を挟まないってこと。

これは、ある程度の大人は

常識の範囲としてできますよね^^

では、次はどうでしょうか?

ポイント2

うなずき、相槌をいれて、

相手が話しやすいように促す。

「うんうん、それで?」

という気持ちで聴くことが大事です。

相槌には「ソナタ」で

促す方法もあります。

ソ:そーなんだ。

ナ:なるぼどね。

タ:確かに。

これ、小学校の先生に教わりました^^

うなづき、相槌も

日常的に意識しなくてもやりますよね?

でも

ここではもう一歩踏み込んで

考えてみたいと思います。

大事なことは、

「言葉以外の伝わるもの」です。

メラビアンの法則というのを

聞いたことがありますか?

詳細は割愛しますが

ザックリ言うと

人は「言語」以外のことに

かなり影響を受けるということ。

例えば。

どちらともとれる言葉を言った時

人はその声のトーン、表情、しぐさ

などから受けとるものが93%もある。

言葉では「いいよ」と言っていても

声のトーンや表情が嫌だと言っている

ってこと、ありますよね・・

「そーなんだ」も言い方ひとつで

促しになるか

興味なさそうに聞こえてしまうか

変わるということです。

だから、

「うんうん、それで?」

という気持ちが前提です^^

「否定を感じさせないこと」

相手に気持ちよく話してもらう

環境づくりも大事なんです。

話してくれないことには

聴きたくても聴けませんからね(^^;)

あなたの「うなづき、相槌」は

相手にどんな感じを伝えていると思いますか?

改めて、考えてみてください。

では、最後。

これは、なかなか高度なテクニック!



ポイント3

相手が話している時に、

次に何を言うか考えない。

または、

関係ないことに気を取られない

(お腹空いたとか、時間が気になるとか、眠い・・とか)

相手の話だけに集中するってことですね。

これは、訓練しないとなかなか難しい。

聴きながら、色んなこと考えちゃいます。

だって、人間だもの~(^^;)

先にあげた、

お腹すいたとか時間が気になるとか

全く関係ないこともそうなんですが

実は、

相手の話の内容や出きたワードをきっかけに

ご自身の体験を思いだしたり

その時の自分の感情が飛び出してきたり。

人生経験が豊富な場合だと

アドバイスしたくなったり。

共感力が高い方だと本人を差し置いて

泣いたり怒ったり‥なんてことも。

こういったことが、話を聞きながら

自分の中で起こるのは実は当たり前です。

専門用語ではこれらのことを

「ブロッキング」と言います。

ブロッキングは起こるのが普通です。

だからこそ、

ブロッキングに気づいたら

ブロッキングを外す(横に置く)

ということをします。

聴きながら

「ブロッキングに気づいてはずす」

をやり続けるのです。

違うこと考えちゃってる自分に気づいたら

それを一旦横に置いて、また話に集中する

これの繰り返し。

だから、

しっかり傾聴すると結構疲れますよ。

私はトレーニングをしながら

いかに自分が話を聞けていないかを

実感しました。

また、

共感することと同感することは違う

とわかった時も衝撃でした。

「そうそう!わかる!!

私も同じような経験があるから!!」

この状態、実は危険です。

「ブロッキング」が起きてます。

え!そうなの?

って思いますか?

お友達とのお茶の時の会話って

こんな感じです。

「そうそう。わかる~~」

って感じ。

これ、自分に焦点が当たってますよね。

自分の記憶を思い出してる状態ですよね。

それは、「同感」

聴けてないってことです。

自分のことは横においてください。

目の前の相手が

どんなことに

何を感じているのか

それはなぜなのか?

ということを

目と耳と心を使って聴くのです。

そして、

そうか。あなたはそう思っているのね。

と感じることが「共感」

同感と共感の区別ができるようになると

かなり「ブロッキング外し」が

上達したしるしだと思います^^

***

いかがでしたか?

3つのポイントを押さえて

聴いてもらえると

とりあえず、

全部出すことでスッキリします。

聴いてもらえただけで

気持ちが落ちつくこともあります。

話しながら自分の頭が整理されます。

客観的になってもう一度考えられます。

これらのことが

起こりやすくなりますので、

人の話を聞こうという

聴く耳が立ちます。

「出入口」と言いますよね。

出す方が先。

スペースがあくというのは

ちょっと人の話も聞こうかな

という余裕ができるということです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました^^