円形脱毛症から学んだこと

ゴールデンウイークが終わり、「学校行きたくない」と昨日の夜からぐずっていた三男も、ちゃんと学校へ行き、行ったら行ったで楽しかったと帰ってきました(^^)

そんな風に、行動することで元気のエネルギーが戻ってくる人はそれでよし。

だけど、季節の変わり目でもあるこの時期は、身体がつらくって気分が乗らない、なんてことありませんか?

今日は「自分をいたわってあげる」ことの効果についての体験談です。

一生懸命、仕事してる、子育てしてる、妻してる、嫁してる、、、、そんな頑張る女性が自分を「ゆるめる」視点ときっかけをお届けできたらと思います。

はじめに、忘れちゃいけない大切なことは、「自分の意識」と「身体の変化」は別物だということです!

気持ち(心)は大丈夫だと思っていても、身体が悲鳴を上げていることもあるんです。

思い起こせば、ちょうど去年の今頃でした・・・私が円形脱毛症になってしまったのは( ;∀;)

「え??」って感じでした。意味が分からなかった(笑)

だって、私その頃、やりたいことがいっぱいあって、毎日楽しくて、ストレスなんて全然感じていなかったんですもの!!

美容師さんによって発見されたその兆候は瞬く間に広がり、500円玉以上の大きさのものが4つ、小さいものは数えきれないくらいに増えていきました。

皮膚科の先生も、「かなりひどいね」と(>_<)

原因もよくわからず、塗り薬も出ましたが、

担当薬剤師さんは、なんと‼︎

「あんまり効かないよ」

といいながら薬を手渡すしまつΣ(゚д゚lll)

そこで私は薬膳でお世話になっている漢方薬局の薬剤師さんに相談して、次のことを実行しました。

①夜11時までには布団に入る。

 髪は「血余」といって血が余ったものという考え方。

つまり、「血」が足りないと髪に影響が出るんです。

「血」を十分増やすには、陰陽のスイッチの入れ替わりである夜中の12時と「血」を作ることにかかわる「肝」の時間である1時から3時に熟睡していることがすごく大事なんです。

②できてしまった『はげ』をよしよしする。

「こんなになるまでよく頑張ったね」って、ちゃんと自分を認めてあげて、その『はげ』を毎日よしよし しました。

間違っても、「こんなものができて、いやだ!」とか「みっともない!」とか思わずに。

他の人と比べて、「もっと頑張らなくちゃいけないのに!」とか思わずに(^^;)

漢方薬も少しだけ飲みました。3週間も飲んだかなあ…という位です。

皮膚科の先生は早くても半年から1年、髪が生えてくるまでにはかかるっておっしゃいました。

でも、なんと!3か月後には芝生のように産毛がふさふさと生えてきたんです(^_-)-☆

結局私が実行したのは、早く布団に入ることと、はげをよしよしすることの二つでした。

それでね、思ったんです。身体の声を聴くって大事だなって。

ちゃんといたわるって大事だなって。

睡眠を十分とることは健康の基本ですが、

私の感覚では、「はげ」をよしよし、の効果が高かったと感じています。

それは、身体の声をきいて、自分の身体ときちんとコミュニケーションをとっていたような感覚です。

形だけ休むのではなくて、心を緩めて、本当の意味でいたわって、休めてあげることができたんだと思います(*^^*)

肩こりなどもそうですが、その状態に慣れてしまうと、具合が悪いことに気づかなくなります。

きっと意識をすることで、小さな変化に気づきやすくなると思うんです。

早めに気づけば、病院に行かなくても、生活習慣や食事の見直しで改善できます。

たんぽぽも、花がしぼんだ後、一度ぐったりと地面に倒れてしまいます。

花と軸を静かに休ませて、種にたくさん栄養を送っているのですって。

次のがんばりのために休むのは、自然界では当たり前なんですよね〜三男の音読の宿題を聞いていてあらためて思いました。

 自分で自分を一番大切にするために忘れてはいけないことですね!

ドリンク飲んで頑張るのも時にはいいけれど、ちゃんと自分で自分の身体の声をきいて、いたわってあげてくださいね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

『えがお塾』では、今後季節の和薬膳だけでなく、あなた個人の体質や体調に合わせて対応できるように、学べる内容も工夫していこうと思っています。

薬膳茶も自分のためだけに簡単に入れられるから、お勧めですよ♪

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