只今夏の土用です。
そこで、
忘れちゃいけない!
土用の過ごし方、大事なポイント
土用の時期は
次の季節を元気に過ごせるように
脾胃の養生をする時です。
脾胃は元気の「氣(気)」を
作り出してくれるところですから。
中医学でいう『脾』は
脾臓のことではないんですよね。
ちょっと紛らわしいですが。
「脾胃」とまとめて言うことが多く
消化に関わる働きのことを
指していますので
脾臓は膵臓のことを指している
という考え方もあります。
とにかく、脾胃が元気でないと!
口から食べ物を食べれば
「気」が満たされる訳ではありません。
口から肛門までの消化管は
一見、「体内」みたいな気がしますが
実際はまだ、「体外」なんですよね。
小腸から吸収されて初めて
「体内」に入ります。
だから、胃腸がしっかり働いてくれないと
食べても身にならなかったり。
最近では
リーキーガットやSIBO(シーボ)
と言われる腸の病気が
取りざたされるれるようになってきました。
腸活や菌活なんて言葉も流行ったように
『腸』のことは今、健康の話をすると
最終的に行きつくところですね。
そして腸の前にある「口」の存在も
忘れてはいけません。
歯医者さんが職員に管理栄養士を採用し始めています。
口や腸の健康が、全身の健康状態に
大きく影響するということが
わかってきていますからね。
そして口や大腸の健康をどう保つのか?に
糖質の取り方や脂質の取り方が
大きく関わっているのです。
何千年も前から検証されて残ってきた
薬膳の知恵はとても役に立つことは間違いない。
ですが、人は遺伝子組み換えや効率化優先によって
自然の植物や動物に介入したり
人工的に食べ物を作り出せるようになってしまった。
だから、加工食品や添加物、スナック菓子やお砂糖に
気を付けないで今まで生活してきてしまった人ほど
薬膳だけでなく、
新しい栄養の知識は役に立つのではないかと思います。
糖質の取り方を見直したり
よい脂質をとり入れたりすることは
食生活を見直す第一歩だし
食に気を付けてこなかった人ほど
食生活改善の効果は大きいと思います。
・・・話がそれました(^^;)
土用の養生の話でしたね。
冬の土用の時にもお伝えした、一番大事なこと。
先ほどの、
糖質の取り方や脂質の取り方も重要なのですが
良いものを食べる前にやることは
何だったでしょうか?
思いだしていただけましたか?
それは「良くない習慣をやめる」です。
当たり前だけど、忘れがちです。
胃腸の養生で女子が気を付けたいものの1番は
「甘いもの」です。
甘いものは湿をよびます。
湿がたまると冷えます。
胃が冷えると、動きません。
動かないと消化が進みません。
蒸し暑くて
つい、ジュースやアイスを食べたくなります・・が。
甘いもの、冷たいもの、
特にお気を付けを^^
最後までお読みいただき、ありがとうございました^^